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自称

俳句をたしなんでいる人たちが、自分のことを何と呼ぶか(実際に呼ぶ機会はなくとも、自分をどう捉えているかという問題)。これにはいくつかの呼称がある。

「俳人」が最も一般的だが、この歴史的伝統的呼称にちょっと気圧されるのか、古めかしくてイヤなのか、「俳句作家」を名乗る人もいる。

あまり多くないが、「俳句実作者」という自称も聞いたことがある。これには、句をつくるのが自分の領分で、例えば俳句論などとは距離を置く、という微妙なニュアンスが含まれているように感じる。野球でいえば、解説者でなくプレーヤー、といった現場の矜持。

と、ここで自分がどう自称するのがしっくり来るかというと、「俳人」はおこがましい。「俳句作家」は、そう口にしたとたん周囲から爆笑されそうだ。「俳句実作者」というのは、そりゃ実作はするが、ちょっと違う(俳句贋作家というのは、ちょっと魅力的だが、説明がややこしい)。

結論は、「俳句愛好者」。もしくはすこし気取って「俳句愛好家」。


んんん、落ち着く。
by tenki00 | 2008-09-16 22:30 | haiku
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