手帳

一時期、パソコンでばかり俳句をつくっていた。俳句関連のBBSでつくることも多かったから、いつのまにかそうなってしまった。だが、あるとき、俳句はやっぱ手書きでしょ、と思うようになり、パソコンでつくるのをなるべく避けるようにした。BBSに句を書き込んだり、メールで投句するときも、手で書いてつくってから入力する。ぜんぶがぜんぶというわけではないが、そうすることにした。

だから、このところ句をつくるときは手帳に書く。手帳はモレスキンデルフォニックスの2冊を使っている。何かの根拠を設定して使い分けているわけではない。なんとなくどちらかでつくる。

モレスキンは近年とみに人気で、このあいだの週末、親しいライター氏とお会いしたところ、彼ももこれをお持ちだった。メモ帳サイズなのにたしか1500円近い値段で、はっきり言って高い。しかしながら、革装の質感がじつに手に気持ちよい。デルフォニックスは、リング式なのに頑丈。使い勝手がいい。ミード(米国)のリングノートがえらく脆いのと大違い。使い切ったら、次の1冊はどちらを買おうか、どちらか一方に統一しようかとは思うが、どちらも捨てがたい。スタイル的には革装のモレスキンよりもカジュアルなデルフォニックスが好みだが、モレスキンも捨てがたい。ちなみに義妹は、モレスキンとデルフォニックスの両方を仕事で使っていて、その偶然に驚いた。気の合うことである。

手帳に凝ったからと言って、俳句がどんどん出来るわけではないのは当たり前だが、好きな手帳を使うと、俳句をつくるのもすこしは楽しくなる。遊びらしくなる。そういえば、キーボードを叩いて俳句をつくるというのは、なんだか仕事のようだし。俳句つくるのは、やっぱ手書きである。
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by tenki00 | 2005-04-28 23:17 | haiku
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