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「先生」という呼称

「ハイクマシーン」のユースケさんが、「ルート17」という俳句の集まりに噛みついている、否、吠えている、否、罵倒している(表現が不適切ならゆってね。あはははは)エントリを拝読(コレ⇒http://forhaiku.exblog.jp/141140/)。内容は盛りだくさんだが、これを読んでいて、ふと「先生」という呼称に思いが到った。

実は「ルート17」(年齢制限のある若い集まりらしい)のサイトは、以前、たじまさんのブログのリンクをたどって覗いたことがある。そのとき、サイトのどこかしこにある「先生」という言い方が印象に残った。招いた年長者を、若い人たちが「先生」呼ばわりするのは、別に不自然なことではない。でも、ちょっと違和感は残った。どういう違和感かを簡単にいえば、ただシンプルに「気持ち悪い」感じだ。

「先生」という呼称は便利である。例えば、歌舞伎町を歩いていると、若いあいだは「おにーさん」と呼び込みの声をかけられ、年齢的に「おにーさん」がきつくなってくると「社長」か「先生」だ。「社長」と「先生」は、印象で使い分けているのだろうか。肥ってたら社長、痩せてたら先生という区別のことは聞いたことがあるような気がする。あとはベレー帽かぶってたら「先生」とか?(そんなのいないって!とツッコミ入る)。ちなみに私は「おにーさん」か「社長」だ。「先生」とは呼んでもらえない。ああ、体重、落とさなきゃ。

俳句をやっていて、私が「先生」という呼称を耳にすることは少ない。所属している「麦の会」ではとんと聞かない。会長制ということもあるが、前会長の田沼さん、現会長の鶴麿さんの人柄が大きいだろう、「さん」付けが定着している。ちなみに、麦の会では、結社主宰のように小銭を持って帰るどころか、会場費の割り勘さえも会長込みのようだ。それくらいは免除でいいんじゃないの?と私などは昔から思う。

結社というのは「先生」と呼ぶの? きっと結社によって違うのだろう。そこで、思い出してみるのだが、祐天寺大将に金子兜太インタビューをやってもらったとき、大将、「金子先生」と言ってたかどうか。思い出そうとするのだが、思い出せない。そう呼んでた気もする。「ばーろー、じじー」とふだんは言っていても(金子氏についてではない。あくまで一般ネ)、その人を前にすると「先生」と呼んでしまいそうなのが祐天寺大将である。そんな大将が私は大好きだ。

というように「先生」という呼称についていろいろ考えるわけだが、どうなんだろう? 句会に年長の俳人を呼んで「先生」と呼んでも、いっこうにかまわないのだが、呼ばれるほうも、呼ぶほうも、なんか気持ち悪くないのだろうか? ごくごく単純に生理的なレベルで。

もちろん、ほんとうの意味での先生はたいせつだ。このことは以前エントリにした。自分にとってのほんとうの先生は、「先生」と呼ぶ呼ばないは無関係なのだと思う。

周囲はとりあえず「先生」と呼んでおけ、本人は「先生」と呼ばれちょるんだなー、という空気は、私には耐え難い。まあ、そういうところに近づく機会はやってこないだろうから、個人的にはまったく問題はないんだけどね。

ともかく、ユースケさんのブログは、今後注目(ユースケさんの論旨と私のこのエントリに直接の関連はない。為念。ユースケさんと例えばルート17のどなたかと、もっと本質的なテーマでやりとりが為されるはずだ。ま、それを期待)ということで、今晩は鍋がいいなあ、と脈絡なく終わる。

追記
いま気づいたんだけど、ユースケさんのエントリのタイトル。「俳句における若者のあり方について」。このうえなく、じじむさいんだけど? 若者には「若者」なんて言葉使ってほしくないし、「あり方」なんてヤだ。爺イからのお願い。
by tenki00 | 2005-12-16 19:11 | haiku
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