朝顔の顔でふりむくブルドッグ こしのゆみこ
なんといっていいか、なんともかんともいいようのないおもしろさ。
見立てというのではない。季感はあるような、ないような。
ヘヴンリーな一瞬であります。
こしのさんは、「豆の木」の大将。私はひょんなことから「豆の木」さんにちょっとかかわることになり、こしのさんには二度お目にかかった(ごぶさたしとります!)。他にも大好き句多数。
昼寝する父に睫毛のありにけり
プラスチックの中はあったかかたつむり
ひよこ売りについてゆきたいあたたかい
また、まとめて読ませてもらう機会が来ることを祈る。
掲句は
豆の木2005年9月の2句競作より。