人気ブログランキング | 話題のタグを見る

石狩市からメールが来た

石狩市というところからメールが来た。「あなたの俳句を碑にしませんか?」という一種の俳句募集である。金賞をとると、3年間、句碑として石狩市内に晒されるとのことで、金品の副賞に関する記述は見当たらない。

ところで、このあいだの句会のとき、川崎には、新聞に投げ込む句を添削してくれる先生がいるという話を聞いた。添削してもらうだけで1万円だったか、新聞に載ると1万円だったか、私は、そんな話を聞いているどころではなく、必死で題詠に取り組んでいたので、そのへんのことはよく聞いていなかった。でも、イサオさんがあまりに熱心に話してくれるので、頭の半分で俳句をひねりながら、質問した。

「新聞に載ると、どんなトクがあるんですか?」

「トク」などと現金で下品なことを口走ってしまったが、1万円だかを支払うのだ。何が嬉しくて、添削してもらって新聞に投句するのか。ごく自然な疑問である。

イサオさん、すこし考えてから、「載ったことを、他人に見せて喜ぶんじゃないの」。ふうむ。結論的には、なんのトクもないらしい。

川崎とは、野蛮なところだな。老人を騙して1万円ふんだくる悪い老人がいる。

ところで、賞金に目がくらんで応募しておきながら(毎日俳句大賞!)、何の賞品もとれなかった私が言うのもなんだが、俳句のコンペティションというのは数多い。

その句会の帰り、せっちゃん(大酒飲み)たちを国分寺駅までお送りする際には、現代俳句協会という団体の俳句賞の話を拝聴するハメになった。私にも「投句すれば?」という一種のお誘いというか御教示である。3句1組。

以前、別の人からもすすめられ、応募用紙を見せてもらったが、審査員の名前がやたらたくさん並んでいた。みなさん、なかなか、たいへんだな。リタイア後の暇つぶしに俳句は最適なのだろうが、なんだか大層なことだ。審査員の皆様が投句して、互選でもやったほうが、実りが多いのではないかと思う。

「ねえ、投句したら? まだ間に合うし」とせっちゃん(大酒飲み)。

興味ゼロなので、丁重にお断りした。

で、なんだっけ? 石狩市の句碑。テーマは「風」だそうだ。


----------------------------------------------------------------
人気blogランキング BESTブログランキングへ
by tenki00 | 2005-08-06 01:54 | haiku
<< 優勝? クルーンよ >>