「女子」ブームとかで。
いや、世間の話。
思うに、「女子」は、学校系、アカデミック系、「ガール」は街場系、ファッション系、という違いがあるような気がします。
で、俳句に手を染めた女性のみなさんの場合、「ガール」でなくて「女子」でよろしいのでしょうか。希望として、本意として。
こんなことを、オッサンたる私がお節介にも場違いにも申し上げてしまうのは
、松本てふこさんの時評「短詩系ガールズブラボー」を読むと、俳句世間では、いま、「女子」と「ガール」のあいだで揺らいでいる思いが、用語の揺らぎに寄り添うようにして、少なからず存在するように思ったからです。
そんなもん、どっちでもいい、と言われれば、そうなのですが、「女子俳句」と「ガールズ俳句」は、やはり、なんか違う感じもします。
そのどちらでもない「女性俳句」(違う言い方もできますが、叱られそうなのでやめておきます)が多数派として存在することは前提として。
また、「女子」とか「ガール」とか「女性」は、人ではなく句によるものであることも前提として。
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