そんな、本意、本意と言いなさんな、という…
髙柳克弘・自然の手触り/週刊俳句第147号
更新されるべき教科書を、更新のないまま使用しているのが「本意」崇拝なのでしょうが、その人たちはきっと、更新された内容を「本意」とは呼ばないでしょう。変わらないものが「本意」と信じれば、「本意もまた変わっていく」という捉え方はあり得ない論理矛盾となります。
季語の話。
分解して再検討することが大事、なんですね。
上田信治・西村睦子『「正月」のない歳時記』を読む/同上
まさしく「伝統の発明」であるところの虚子/ホトトギスの営為を、
ホブズボウムのInvention of Tradition論をベースに、どなたかまとめてくださらないかしらん。