<   2008年 08月 ( 19 )   > この月の画像一覧

ネットで古本屋

ふと思い立って、ネット古書店を始めることにしました。

七曜堂書店
http://sevendays-a-week.blogspot.com/

ずいぶん唐突なことですが、現在は「準備中」。開店はもうすこし先です。それまで記事を挙げていきますので、よろしければ覗いてみてください。
[PR]
by tenki00 | 2008-08-30 23:57 | pastime

俳句漫遊記156 嘘

雨と雨ふれあふ色の金魚かな  鳥居真里子

『月の茗荷』(2008年3月・角川書店)より。

 

句集『月の茗荷』の特徴

1) 鶴の句がやたら多い。

2) 鶴もそうだけれど、天袋、現住所なんてのが出てきて、八田木枯とネタがかぶる? と一瞬思ったが、そうでもなかった。

3) おもしろい句、多すぎ。めくるページめくるページが愉しい(「めくるめく」ということですか? 違うか)。このところ、いわゆるヘヴィーローテーション。まえから総合誌などで拝見して鳥居真里子のファンだったのですが、ハマりました、この句集。


【参考】
『月の茗荷』がもっぱら「虚」の句集であることは、前作(第一句集『鼬の姉妹』)から続く作者の「嘘」の探求の延長線上にあるが、その「嘘」は、かつて濃厚だった現実否認の色を薄め、ただの空っぽとしての「そらごと」へ向っていると感じた。
上田信治「嘘と諧謔~鳥居真里子『月の茗荷』を読む」(里2008年8月号)
[PR]
by tenki00 | 2008-08-29 21:51 | haiku-manyuuki

土手のある風景

このエキサイトブログでも、8月20日からYouTubeが貼れるようになったらしい。で、さっそく。



『お早う』小津安二郎1959年
[PR]
by tenki00 | 2008-08-28 22:57 | pastime

感心している

って、つまり、俳句甲子園に。

『週刊俳句』掲載・佐藤文香さんのレポート「絵も文字も下手~俳句甲子園2008」
http://weekly-haiku.blogspot.com/2008/08/2008.html

数年前に「俳句甲子園」のことを聞いて、またNHKの地方局がしょーもないイベント立ち上げて、むかしの番組「青年の主張」に出てきたようなNHK的に健全な高校生が、共産主義っぽく明るい笑顔で俳句を口にする気持ちの悪い演し物なんだろうと、勝手に想像していたのですが(ごめんなさい)、テレビ局主導じゃなくて、自発的なイベントなんですってね。

で、肝心の俳句はというと、これがまた、素敵。

  行間の明るき文や小鳥来る

  絵も文字も下手な看板海の家

十代で、こんな句、作っちゃうんですね。今年だけじゃなくて、これまでに登場した句もネット上でいくつか拝読。なかなかの句がたくさんありました。

「俳句甲子園」が俳句の未来を変えてくれるかもしれない。私がそんなことを思ってもしかたないけれど、すこし前から本気で、そう思っている。

と言うわりには、実際にもテレビでも(放映してるんですよね?)、まだ見たことがない(ごめんなさい)。
[PR]
by tenki00 | 2008-08-27 23:55 | haiku

星野監督就任拒否運動

http://blog.goo.ne.jp/f_azzurri/e/895e33d86e8ec57e23f5e1422b2a1dec

賛同、ってことで。

「ネガティヴ・ドラゴンズ」さんのおっしゃること、いちいち、ごもっとも。

 

参考
http://plaza.rakuten.co.jp/hirakawadesu/diary/200808220000/
親分肌で、人情家で、常識家。根性を身体で現すといった触れ込みの人だと思うが、そしてそのどれもが、本物なら素晴らしいことだと思うが、おれにはそのどれもが、なけなしの身銭を切っているようには見えないのである。確かにそういう現場にいたときはあっただろう。しかし、今はどこか財界御用達の定番の定食的なメニューに乗っかっているように見えてしまう。
[PR]
by tenki00 | 2008-08-27 00:23 | pastime

くにたち句会八月のお知らせ

8月31日(日)14:00 JR国立駅南口 集合

てきとーに題詠(10題程度)/句会場所:キャットフィッシュ(予定)

今回の二次会は、いつもの拙宅ではなく、近くの飲み屋になります。

※メールでのご案内はありません。
初めての方も久しぶりの方も御常連さまも、参加の可否、御連絡いただければ幸甚。
[PR]
by tenki00 | 2008-08-25 23:54 | haiku

不出来を不出来と言う労力

ついこのあいだ始まったばかりのウェブサイト「―俳句空間―豈weekly」。高山れおなさんの記事「『鑑賞 女性俳句の世界』第六巻を読む(1)」は、導入から念入りに濃厚に記述され、後半は、この本の執筆陣それぞれの記事に言及。

読み応え充分。個別具体に触れながら本質的なところをはずさない。ぜひ御一読を。

興味深いのは、「不出来なケース」についてもかなりの紙幅が割かれている点。

たくさん並んだ論考について、「これ、おもしろかった」「これ、いいですね」とオススメを挙げるだけで済ませるほうが書きやすいし、気持ちもラク。そういう「紹介記事」が実際に多い。

いわゆる忌憚のない意見、マイナス評価を、ある論考に付すことには、大きな意義があるはずなのに、そこを怠ける書き手が多い(『週刊俳句』で「俳誌を読む」という記事を書いている自分としては自戒を込めて)。

俳句世間は狭く、俳人さん同士、知り合いということが多い。そのことが理由でもなかろうが、俳句的言説(俳句についての記事)はしばしば「誉め言葉」で埋め尽くされる。それも、そこから新しい批評も何も生まれようのない非生産的な…。

「評価」や「誉め言葉」が贈答のように交換される(互酬)かぎりは、俳句世間は、批評の場から遠く、社交の場、それもぬるくて気持ちの悪い、半径数十メートル四方の場でしかない。

まあ、つまり、しんどくても、「これはひどい」「これ、おかしいだろ?」というものについては、それをきちんと表明していくことが大切だと思う。

その意味で、高山れおなさんの今後の記事にも注目したい。付言すれば、高山さんは、『鑑賞 女性俳句の世界』第六巻の執筆者のおひとりでもある。つまり、同じ土俵に立った書き手たちを、「自分のことは棚に上げて」、率直に評価していくという、毅然として爽やかな行動を実践されているわけです。

あ、もちろん、高く評価すべきものをそのとおりに評価し、称揚していことも大切。蛇足ながら。
[PR]
by tenki00 | 2008-08-23 23:17 | haiku

星野のことは…

タイガースファンよりもドラゴンズファンのほうがよく知っている。
これ↓
http://blog.goo.ne.jp/f_azzurri/e/0aa9d4f6fc32dbed4dde5475b5f91abe

ところで、今回の五輪では、野球とサッカーというメジャーなスポーツで、男の子がダメダメな結果。ソフトボールとサッカーで女の子が大殊勲・大健闘。結果はたまたま、という部分があるにしても、見ていて、なんとなく、男の子には「かんちがい」が多く、女の子には少ない。

「かんちがい」とは?

みずからの「物語」を内側からしか見ていない状態。って、非常にわかりにくいが、まあ、そういうこと。

男の子は、いまの日本男性まで広げてもよさそう。それには、あっしも含まれる。ダメダメを、せいぜい女性に支えてもらいながら暮らしていくしかない鴨。

 ●

いいシーン↓
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/other/172018

勝った人も残念だった人も仲良く、というのが、スポーツのいいとこですね。
[PR]
by tenki00 | 2008-08-23 00:02 | pastime

トラックな週末

d0022722_11464632.jpg

[PR]
by tenki00 | 2008-08-20 11:46 | sampo

知らぬまに、こんなことに

Google Street View の話の続き。といって、さしたる話題はない。

十数年前だったか「建造物の肖像権」ということが言われはじめたが、そのへんは、「カメラを構えたら、たまたま映ってしまった」ということで権利侵害を回避できるのだろう。

ヴァーチャル・リアリティ(VR)という語には、すでに黴が生えているっぽいが、いわば「VR2.0」「VR3.0」といった局面に突入したということだろう、Google Earth、Google Street View といったグーグル社の所業は。

なお、グーグルとトヨタが手を組んだら…という話はこちらに↓
http://kawausotei.cocolog-nifty.com/easy/2008/08/post_1588.html

Google Street View、今は静止画の集合体だけど、ライブ・ビューも不可能ではない。

猫髭さんがコメント欄でおっしゃるとおり、「技術に善悪はないから、必要なのは新しい倫理」。

補足すれば、倫理は歴史的・伝統的なものだから、「古い倫理の新しい運用」。しかしながら、私たち(人類)が「倫理」を共有できているとは言い切りにくく、また「運用」は、どうにでも説明ができてしまう。

ということで、技術が世の中に与える巨大な衝撃をコントロールできるほど、人類共有の知性(倫理とその運用)があるとは思えない。「知らぬまに、ああ、こんなことになっていたのね」というしかないのですね。
[PR]
by tenki00 | 2008-08-15 11:12 | pastime