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自費出版ビジネス

週刊俳句第14号の「俳句界を読む」(五十嵐秀彦)を読んだ。
http://weekly-haiku.blogspot.com/2007/07/20078_8261.html

後半部分に注目。

自費出版ビジネスは、文學の森社に限ったことではなく、「俳句総合誌」との連動広告もアリ。しかしながら、ん? これは、いったい……。

座談会形式をとっている 「句集制作の現場から 装丁とこだわり」 (中原道夫・池田澄子・姜琪東)

著名な俳人おふたりと、社主による、座談。

毛生え薬やら健康食品やらのコマーシャルを思わずにはいられない。

「あーあ、やっちゃった」感、きわめて濃く漂う。

ひょっとして凄い誌面になっているのではないか、と、今日明日にも本屋に走る予定。
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by tenki00 | 2007-07-29 11:12 | haiku

お知らせざんす

何度、上のほうに引っ張り上げりゃあ、気が済むんだ? という話で。

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『俳句がうまくなる100の発想法』

週俳第10号に執筆の、ひらのこぼさんの御本(新刊)です。

切れがどーした、季語がこーしたといっためんどうな俳句論、いっさいナシ。きわめて実践的。俳句本で初めての「実用ノウハウ書」と言ってもいいでしょう。オススメです。

いまなら大きめの書店で新刊コーナー平積み、とのことです。

アマゾンでのご注文はこちら
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by tenki00 | 2007-07-23 23:26 | haiku

峠谷研究所・所長、アメリカ化を憂う

所長が、アメリカ化の流れの一環で「うるさい俳人」が多くなったと嘆く。
http://green.ap.teacup.com/touge/776.html

所長が例として挙げるのは、次の3つ。

A) どうだ自分の俳句は上手いだろ!と威張る俳人

B) ブログに自分の経歴をあれもこれもと細かく書いている俳人

C) なんとか賞をとるぞ!と公言している俳人



A) 巧いとかヘタとか、といったことに異常な関心を示す俳人さんは確かにいらっしゃいます。御自分の巧拙をどう捉えていらっしゃるのかは別にして。

B) 例えば、こんなのどうですか? ちょっと凄いです。心臓の悪い人はリンクをクリックしないでください。
http://www.ashitano-kai.gr.jp/
http://www.ashitano-kai.gr.jp/fuyuo.html


人間、歳をとると、いろんな不要なものを捨て去り、カッコよく枯れていけるんじゃないか、と、なんとなく楽観し、老いへの憧れを抱いている部分もあるんですが、そういう幻想をみごとに打ち砕いてくれる実例が、俳句世間には、ほんと多い。老いてますます俗っぽく、老いてますます生臭く、という例のほうが目に付く。俳句って、いったい、なんなんでしょう?

C) 「賞」にまつわる執着や価値観は、人によって濃淡ありますね。でも、それを励みにするのは認めてあげなきゃ。「公言」という部分が、所長の品性やセンスに障るのでしょうが。

それは別にしても、「賞」って、オツじゃないですよね。オシャレでもない。


俳人諸君は、峠谷研究所ブログ、必読ざんす。
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by tenki00 | 2007-07-21 10:37 | haiku

悪魔のように…

…句を捻り、悪魔のように飲み且つ喰う
「浮御堂くにたち句会7月」のお知らせを別室に。
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by tenki00 | 2007-07-21 00:14 | haiku

犬か猫か

犬が好きか猫が好きか、というのをよく言うけれど、どっちも好きな人間にとっては、こんな質問があること自体、わからない。

どっちも好きです(繰り返し)。

しかしながら、一緒に住むのにどっちがラクかといえば、猫に決まっている。猫は、犬に比べて、手がかからない。風呂も散歩も躾も要らない。

性分のいい猫だと、食餌とトイレを用意するだけ。うちのフェル氏は、おしっこは、風呂の排水口にするので(躾もなく自分から昔からそうしている)、トイレの砂の交換頻度も少ない。キャットフードの趣味も一定で、あれこれ思案することもない。食卓に上げない、人間の食べるものをやらない、これだけは徹底させたので、こちらの食事中に行儀の悪いマネもしない。

犬はなかなか大変だ。きちんと躾れば、ほれぼれするような犬に育つが、飼う人間がだらしないと、どうしようもない駄犬になる。うちの田舎のビーグル犬が典型。でも、駄犬だから、かわいくないかというと、そうでもない。かわいい。d0022722_18191233.jpg

というわけで、前置きが長くなったが、豆ンバー(俳句同人「豆の木」のメンバーの略)の吉田悦花さんが『イヌ好きが気になる50の疑問』(サイエンス・アイ新書)を上梓された。

「買い」である。
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by tenki00 | 2007-07-17 18:19 | pastime

「シェイクスピア問題」かあ、なつかしい!

雄鬼さんが「俳句研究」8月号で、わたくしめのことを書いてくださっている。俳句のメインストリームを疾走するサラブレッドのような本格的俳人が、公園で寝そべっている浮浪者(末端・最下層俳句愛好者)に目をとめたようなもので、私としては光栄の極み、且つ照れくさい。

で、その記事の最初のほうに「シェイクスピア問題」という話題が出てくる。

おっ、なつかしい!

当該ブログ記事はこちら↓
http://sky.ap.teacup.com/tenki/54.html

むかしはブログもかなりきちんと書いてましたね、私も。
このところ、てれっとリラックスしたものばかりになっちまいましたが。

思えば、このブログ記事やら何やらがきっかけで、「豆の木」の組事務所に呼び出され、おいっ、落とし前つけてもらおうじゃねえかと凄まれ、豆の木に参加させてもらうことになったのだった。

いろんな偶然の出会いに感謝。
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by tenki00 | 2007-07-15 22:32 | haiku

週俳へのコメントの件

コメントが付けにくい条件がいくつかあって、コメント数の少ない週俳だが、今週号第11号には、必読のコメントが寄せられている。

http://weekly-haiku.blogspot.com/2007/07/blog-post_38.html
多謝!
http://weekly-haiku.blogspot.com/2007/07/blog-post_2927.html
多謝!



週俳はgoogleのブログサービスboggerを用いている。不便なところはいくつかある。とりわけ、記事に寄せられたコメントのサマリーをトップページに表示できないのは痛い。多くのブログサービスで「最近のコメント」等で表示される部分。

この点、表示できるようになんとかカスタマイズしたいのだが、無能の悲しさ。ちょっと私の手に負えそうにない。以下にヒント、というか指針があるのだが、口惜しいことだ!

http://blogger.kuribo.info/2006/02/blogger_115009830404831466.html

この界隈には、インターネットやらhtmlやらに強い人もおられるはず。「よっしゃ、わしがなんとかしたる!」という方。ぜひともご連絡くださいませ。
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by tenki00 | 2007-07-11 22:28 | haiku

俳句漫遊記113 ことばの詐欺

風の百合あつといふまに蝶にかな   馬場龍吉

ブツか、ことばか。世の中には、俳句には、このような二元論がある。少々乱暴だが、前者では、まず現実のブツがあり、そのあとにことばがある。後者においては、いわば「名づけられること」が世界であり、ことばの以前に世界はない。

不思議なことだが、ことばを扱う人には、しばしば、ことばに対するうしろめたさがある。「ことばだけ」という恋愛の恨み言のようなフレーズを、ことばを扱う本人が使ったりする。現実を、ブツを、うしろめたさの保証として求める。

もうすこし具体的に、あるいは下世話に、俳句の脈絡で言えば、例えば、吟行か書斎か、現場vs机上、実感(抒情)vs知的処理(機知)。

さて、掲句。この実体のなさをなんとしよう。季語をパラフレーズしただけ。とはいえ、「風」を設えることで、「あつといふまに」という事象がこれほど活きるわけだが。

世界やブツを描いたわけではない。「ことばだけ」の句だ。現実世界に対して巧妙な詐欺を働くような「不誠実」な句だ。つまり、それほど素晴らしい句ということなのだが。

ところで、この句を含む10句作品「まぼろし」を読んでみると、この作者は全般に、世界を、ブツを、描こうとしない。ことばで詐欺をはたらこうとするばかりである。「まぼろし」というタイトルは種明かしとして単純すぎるほどで、このへんに作者の善良ぶりが出ているとも言えるのだが。

この作者は、きっと、吟行に出かけても、そこで句をつくる気などない。スケッチ程度でさえ、ない。家に帰り、書斎にこもり、そこからが俳句と向き合う時間、まぼろしを紡ぐ時間である。その昼間の吟行句会など、この作者にとっては、どーでもいい、関係がない。そりゃあ付き合いがあるから、句を出したりするが、それだけのものだ。以上は、憶測だけど。

ブツか、ことばか。ブツ派のことばはブツになかなか追いつけず、ことば派のことばは作者を裏切るほどには進化しない、というじれったさはあるが、亀と兎の競走は、べつにどちらが勝つというものではなく、よい句を授かるに至る道はたくさんある。と、どうでもいい締めで終わる。
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by tenki00 | 2007-07-04 00:47 | haiku-manyuuki

「俳句研究」休刊 ニュースとして列挙

ウェブカドカワ 月刊「俳句研究」 休刊のお知らせ
https://wwws.kadokawa.co.jp/shop/mag/ss/list.php
Ban'ya 「俳句研究」休刊!
http://banyahaiku.at.webry.info/200706/article_36.html
山口亜希子俳句日記 俳句バブル崩壊
http://yaplog.jp/haikunikki/archive/133

abstract-lemonade 2007/07/01
http://ab-lemonade.jugem.jp/?eid=704
友亮の庭 『俳句研究』休刊
http://yusukenoniwa.blog81.fc2.com/blog-entry-98.html
★Ban'ya 「俳句朝日」「俳句研究」の廃刊についての感想
http://banyahaiku.at.webry.info/200707/article_3.html
山口亜希子俳句日記 俳句総合誌の終刊について
http://yaplog.jp/haikunikki/archive/135
渚のことば “time to say goodby” text 104
http://blog.goo.ne.jp/blue1001_october/e/b402dc6122844381acff4ecf36c49b4e
俳句と囲碁とさぼてんと コップの中の嵐 
http://blog.kansai.com/miyakazu/341
週刊俳句第10号 後記
http://weekly-haiku.blogspot.com/2007/07/010.html
峠谷研究所 要するに(^o^;
http://green.ap.teacup.com/touge/764.html
NEW Tedious Lecture 俳句研究休刊について
http://haiku-souken.txt-nifty.com/01/2007/07/post_5744.html
NEW 無門日記 ディザスター・パラダイス
http://blog.livedoor.jp/mumon1/archives/50632623.html


順次追加(★オススメ記事)
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by tenki00 | 2007-07-03 00:40 | haiku

「合同句集を出しませんか?」等の電話セールスに関する資料集

http://8418.teacup.com/akuru/bbs?BD=6&CH=5&M=ORM&CID=1061

http://6405.teacup.com/haisato/bbs?BD=13&CH=5&M=ORM&CID=1684

http://d.hatena.ne.jp/antonian/20060928

http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/art/1027191706/440-485

http://sky.ap.teacup.com/tenki/2.html

http://blog.livedoor.jp/sophya/archives/50288816.html


以上資料。以下駄弁。

悪徳商法に引っかからないために、といった内容の本は、売れない、という原則がある。そんな本を買うような人は、その手の話に引っかかることはなく、被害に遭う人は、そうした本とは無縁の人、というのがその理由。だいいち被害者のなかには「悪徳」とも「被害」とも思っていない人が多いらしい。

そのだんで行けば、このブログを読んでいるような人が、そんなにちょろく引っかかるはずがないので、無用の資料集かもしれない。

しかし、アートとか芸術とか文学とか文芸とか自己表現とか、そういう言葉に価値を置いてしまう人は確かにいる。そこにつけ込むのが、この手の商売の要諦のひとつ。

俳句愛好者は全体としてシルバーマーケットを形成しているので、これからもいろいろなパターンで餌食にされる。もっとも、本人は、さきほども言ったように「被害」にあったという意識がないまま、ということも多いだろう。

オカネの被害だけを言うのではない。ぶさいくなことをさせられてしまうという、自尊心方面の被害にも、もっと意識的であるべきだろう。

以上駄弁、以下妄言。

さて、私にもアイデアがある。

1) 句碑ビジネス 愛媛県の山林を確保。「俳句のふるさとにあなたの句碑を!」と宣伝を打つ。

2) 短冊供養 寺と提携。句会で使用された短冊を一年に一度、まとめて煙にする。

3) 新聞各紙と独自の関係をもつ我が社(販売店・広告代理店を連想させる社名)は、あなたの投句を高頻度で選者の目に触れさせ、入選のチャンスを広げます。また毎月の「入選枠」を確保。あなたの「秀句」に入選を割り当てることもできます。今なら入会費のみで月会費一年間無料!と、会員を募る。※これは詐欺。

知人と戯れに話したことだが、実現に向けて話を詰めようじゃないか、という実業家はご一報を。
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by tenki00 | 2007-07-02 22:17 | haiku