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桜鯛

いい天気でした。春らしいけど、すこし暑いくらい。

浮御堂くにたち句会、4月は毎年、桜鯛の浜焼き from 瀬戸内海。

悪魔のやうに句を捻り、悪魔のやうに飲み且つ喰ふ。

いい句、たくさんありました。特選として3つかそこら、並選としてたくさんいただきました。こちらも、ごちそうさまでございます。

参加の皆様、お疲れさまでした! 参加されなかった全世界の皆様、ピース!
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by tenki00 | 2007-04-30 01:41 | haiku

週刊俳句とは?

「FAQによる自己紹介」を掲載。
http://weekly-haiku.blogspot.com/


創刊まで、あと2日!




創刊準備号と創刊号、どう、ちがうのか?

ちがわなかったりする。
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by tenki00 | 2007-04-27 13:50

「週刊俳句」へのひとつの誤解

「週刊俳句」創刊準備号について、ちょっと。

各所で紹介していただいている。多謝。まず御礼を申し上げます。

いちいちどのブログ、mixi日記、どの掲示板と挙げないが、「週刊俳句」の4文字でgoogleしてみれば(*1)、あるいはブログ検索のテクノラティ等を使えば、そうしたご親切な方々の告知記事が出てくる。しばしば「週間俳句」と、「しゅうかん違い」の表記もあるが、そんなことは気にしません。「週間」だろうが「習慣」だろうが「収監」だろうが、ありがたいことです(「終刊」はまずい)。

反響、というと大袈裟だが、「週刊俳句」という始まったばかりのサイトについての印象みたいなものも伝わってきている。そのなかに奇妙な誤解があるようだ。それは「反・総合俳句誌」みたいな位置付け。

創刊準備号にある〔俳誌を読む〕のコーナーから、そんな印象をもった人がいるのかもしれない。

でも、それって違いますね。

「週刊俳句」は、何の「反」でもない。何かに対抗するわけでもない。ましてや、何か、誰かと戦うわけでもない。

もちろん執筆者が、何かに対抗・反駁・批判する内容の記事を書くことは、これからさき、あるだろう。だが、それは執筆者のスタンス。「週刊俳句」は、その場を提供するだけ。私自身は、いつでも、筋の通っているほうの側につくが、それと、「週刊俳句」をきりもりする役割とは別かもしれない。

〔俳誌を読む〕は、総合俳句雑誌(俳句専門誌)の内容紹介記事である。これまでもいくつかのブログにはそんな記事があった。それを何人かで集まって、やる。そんな感じ。また、対象にする雑誌は毎月刊行されるので、たくさんの手持ち記事を抱えてスタートするわけではない「週刊俳句」にとっては、重宝する企画、という側面もある(日曜日が来たのに載せる記事がない!という恐怖は、やはりあるんです)。

紹介するとき、「おもしろかったよ」の1行では、人間として好かれるかもしれないが、記事としては、どーだろ? やはりなにがしかを書くことになる。そのとき、批評的視点は入る。それが対象への誠実な態度だ。

ところが、この「批評」を、「批判」、場合によっては「非難」と混同・誤解する人がいらっしゃる。「ひ」で始まるという共通点をもつのみで、この3つは明らかに違うのに、ね。なぜか、いっしょくたにする方がいらっしゃる(*2)

そこのところ、よろしく、とだけ言っておこう。こんなことをながなが説明している暇はない。

ともあれ、「週刊俳句」が、いくぶんかのセンセーショナルな要素をもってスタートできたのは、幸いだ。

最後に、その、なんだ、「アンチ」とか「反」とか「カウンター」とかといった事柄に関して、手短に繰り返しておく。

「週刊俳句」は、何のアンチでもない。

「週刊俳句」は、何とも戦わない。

この種の戦いがあるとしたら、それが必要と思うなら、それは、ひとりでやるもんでしょ? 徒党を組んでやるものではない。

「週刊俳句」は、というか、私は、党派主義を嫌う。だから、「俳句世間」のそうした成分とは無縁。

「週刊俳句」を、ひとつのオルタナティブと思うのは、そんなに的はずれではないが、当たってはいない。

私自身、いちばんしっくりくる捉え方は、俳句にまつわる「新しい遊び場所」(*3) だ。

これまでにも俳句の「場」はたくさんあったが、それとは別の「新しい遊び場」。ひょっとしたら、そこで、思ってもみないおもしろいことが起こるかもしれないし、起こらないかもしれない。どっちかわからないが、場所はとりあえず出来た、いまはそんな感じざんす。



(*1) googleのブログサービスを使っているにもかかわらず現時点で「週刊俳句」本体がヒット最上位に来ないのはどーゆーわけだ? けしからん、google。
(*2) どうして、こんな混同が生じるのかといえば、俳句世間には、「評価」や「鑑賞」に慣れてはいても「批評」に不慣れ、という人が多いせいかもしれない。
(*3) 『週刊俳句』を紹介していただいたブログのうちのひとつ↓。ありがたくも「遊び」と捉えていただき、そのうえ花まで頂戴した。多謝多謝多謝。http://blog.zaq.ne.jp/blenheim/article/378/
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by tenki00 | 2007-04-26 09:11 | haiku

切れ字の「や」

高尚な話が始まりそうなタイトル↑だけど、例によって、ぜんぜんそうではない。初心者としての悩みを吐露するというだけ。

「や」というのはむずかしくて、すごく厄介。

まず、おさらい。
http://toto.cocolog-nifty.com/kokugo/2004/10/post_3.html

いまさら何言ってるんだ?と思う人が多いかもしれないが、句のなかに「や」が置かれた場合、次の2つの約束事が生じる。

1) そこでいったん切る。これにはおそらく2つの側面があって、ひとつは韻律として一拍置くということ。もうひとつは、散文文脈が切れる。つまり文意を前後で連続させない(このことは但し書きがつく。それはあとで)

2)前に置かれた語(つまり「や」のくっついた語)の示すモノやコトへの感嘆・感動をあらわす。

このうち、俳句においては、1)については、ほぼ共通の認識が築かれているように見えて、そうとも言い切れない。「文脈が切れる(不連続になる)」。これはお題目としてはいいのだが、実際の句においては、実にさまざまな「切れ方」をする。つまり、不連続となって切り離された2つの部分のその関係がひととおりではない。

たとえば、長谷川櫂『古池に蛙は飛びこんだか』以来、しばしば話題にのぼる「古池や」の「や」。

俳句という定型のもっとも大きなアドバンテージである「形式」(これは同義反復的に空虚な自明)の、その解釈(つまり、どう読めばいいのか)にさえ、揺れと幅が生じるということを、どう考えればいいのだろう?

(こうなっているときは、こう読め、という決まりが堅固なら、どんなにかラクだろう)

橋本直さんのエントリ「歌舞伎と俳句」にはこうある。

身体ではなく言語のみで勝負する俳句では、五七五という定型を持つけれども、その中にいかほど表現の型とそれを理解できる文脈を継続できているのだろうか。文字通り身体運動が加わる歌舞伎の文化と違って、言語で勝負する俳句の文化においては、インフラとして理解の文脈がなければ、伝統と称し一見強固に見える定型の中身もそんなにないはずだ。(中略)「古池や~」一句で本が一冊書けるほど不安定な状況なのだ。

俳句を始めた当初、「インフラとして(の)理解の文脈」はどこかで共有されているのだと、勝手に思い込んでいた。自分が知らないだけで、どこかには。

ところが、数年間、俳句を遊んでくるうち、あれっ?と思うようになった。人によって、(あるいは流派によって)、ずいぶん違うんだなあ、というのが、実際のところだ。


ううん、「や」。むずかしい。

(つづく)
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by tenki00 | 2007-04-20 23:55 | haiku

俳句図鑑07 鶏

d0022722_0571467.jpgにわとりも色えんぴつも目を閉じて  岩尾美義
にはとりの煮ゆる匂ひや雪もよひ  鴇田智哉
鶏と鶏ぶつかり遠き春の火事  正木ゆう子
鶏追ふやととととととと昔の日  摂津幸彦
折紙のにわとりに午後あるごとし  宇多喜代子
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by tenki00 | 2007-04-16 19:15 | hai-zukan

喫茶店

d0022722_2362799.jpg有楽町のあたりはこの数年でずいぶん変わった。有楽シネマ(シネ・ラ・セット)はとっくにないし。

有楽町駅のすぐ近くの、あと2週間ほどでなくなると書いてある喫茶店に入る。初めて入る店。狭い階段をあがって2階。店舗も狭い。

有楽町から銀座のあたりには、それでもまだ喫茶店、チェーン店じゃない個人経営の喫茶店がたくさん残っている。

私の世代は若い頃、とりあえず喫茶店で時間を潰した人が多い。本を読むにしても、自分の部屋より、喫茶店や電車の中のほうが集中できたりした。ジャズ喫茶など特別な喫茶店と限らず、ふつうの喫茶店。純喫茶ほどキッチュと限らず、ふつうに安っぽい喫茶店。すっかり姿を消したようでいて、わりあいしぶとく残っているものだ。
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by tenki00 | 2007-04-15 02:39 | pastime

野球歌仙

今年で4年目。

スタートしました。
http://6605.teacup.com/ukimidorenku/bbs

御参加の方、ウォーミングアップ、よろしく。
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by tenki00 | 2007-04-09 11:39 | kasen

俳句図鑑06 結婚

d0022722_11445249.jpg婚近き青年兜虫拾ふ  沢木欣一
婚の荷を解くや百尾の蛇逃ぐる  八木三日女
まっくろな水平線に鮫の花嫁  夏石番矢
夕合歓や結婚詐欺の唐手二段  塚本邦雄
全身のレースの穴の花嫁よ  松葉久美子
あいつと夫婦になるぞらっきょう畑全開  毛呂篤
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by tenki00 | 2007-04-06 11:45 | hai-zukan