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映画勝負・第5番 女スパイvs女教師


ヘヴン (トム・ティクヴァ監督/2002年)

右 勝
ソルト (フィリップ・ノイス監督/2010年)


タイトル3文字対決。

ヘヴン」はケイト・ブランシェット扮する女教師が、大企業の社長(実はヤクで稼いでいる)を狙って爆弾を仕掛けるが、間違って罪のない市民が死んでしまう。捕まった女教師に心惹かれるのが取り調べに同席する若い憲兵。後半は2人の逃避行。

ソルト」は、主人公の女スパイ(アンジェリーナ・ジョリー)が大活躍する活劇。

ケイト・ブランシェットはかなり好きです。とりわけ「コーヒー&シガレッツ」(ジム・ジャームッシュ)の一人二役。アンジェリーナ・ジョリーはあんまり興味ない。

ソルトは、退屈せずに観られました。どうってことはないのですが。

ヘヴンは、イタリアの田園景色がすばらしく美しい。でも、男女の道行めいた逃避行というのが、なんだか苦手で、いい映画だとは思うのですが、後半はちょっと…。

で、「ソルト」の勝ち。


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by tenki00 | 2012-02-18 13:16 | pastime

ジョン・ケージ 3つのmix

Williams Mix (1952/1953)


Fontana Mix (1958)


Rozart Mix (1965)

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by tenki00 | 2012-02-08 20:00 | pastime

映画勝負・第4番 トム・クルーズ


ミッション・インポシブル/ゴースト・プロトコル (ブラッド・バード監督/2011年)

右 勝
トロピック・サンダー/史上最低の作戦 (ベン・スティラー監督/2008年)


今回はレンタルDVDの2本ではなく、劇場のレイトショウで「ミッション~」を観て帰ってきて、深夜、ふと衛星放送をつけると「トロピック~」が始まってしまい、観てしまった、という2本。疲れた。

「ミッション~」はTV広告も多い。昨年からのロードショウで、ようやく観に行ったが、おもしろい。このシリーズ、これまであまり興味がなくて初めて。映画が始まり、導火線に火がつき、あのテーマソングが流れると、昔のTVシリーズ(ピーター・グレイブスほか)にハマった世代としては、否応なく、気分が上がり、数分ですでに絶好調。

「トロピック~」は、ヴェトナム戦争の映画を撮りにやってきた俳優たちが、ホンモノの戦闘に巻き込まれる、というコメディ。不覚にも随所で笑ってしまう(深夜なのに)。カメオ出演を含め、キャストが豪華。その豪華な俳優たちが、バカをやりまくる、ふざけた映画。

とりわけ、この映画のトム・クルーズは白眉。私、トム・クルーズにはまったく魅力を感じず、関心もないのですが、この「トロピック~」は、トム・クルーズのベストだと思います。

俳優を贅沢に使い、トム・クルーズをこのように使って、バカをやる。またトム・クルーズもこういう仕事を引き受ける。アメリカ映画は、広くて深い。アメリカ映画、やっぱりすごいわ、と、感動。


今回、高いレベルの争いで、僅差の「右 勝」。



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by tenki00 | 2012-02-05 12:30 | pastime

映画勝負・第3番 普通の人々


ビン・ラディンを探せ!~スパーロックがテロ最前線に突撃! (モーガン・スパーロック監督/2008年制作)

右 勝
ザカリーに捧ぐ (Kurt Kuenne監督/2008年)

「松嶋×町山 未公開映画を観るTV」で放映されたドキュメタリー。注目度・人気度が高かったがTVで見逃し、DVDでレンタル。その2本が同時に届いた。

「ビン・ラディンを探せ!」は、ビン・ラディンなんかを野放しにしていては、生まれてくる息子もアメリカでおちおち暮らしていられない、ということで、監督みずから、ビン・ラディンを探しに出かける。ビン・ラディンがすでに殺害された今、これを見るのは、その前とはちょっと違う気持ちが湧く可能性もあるが、それはそれとして、現地(アフガニスタンやらサウジやらパキスタンやら)で取材するにつけ、そこに住んでいるのは、普通の人々だという、予定的と言えば予定的な結末。アメリカにとっての「イスラム=テロリスト」「イスラム=異教徒=見も知らぬ文化」という思い込みの相対化。

テンポや映画としてのまとめ方が良くて、気持ちがいい。サウジアラビアが、北朝鮮か?と思うほど情報統制のきつい国であることが映像で直にわかる点も興味深かった。

「ザカリーに捧ぐ」は、青年医師がペンシルヴァニアの駐車場で殺害されるのですが、彼には息子(胎内)がいることが判明。その息子の母親は…と、これ以上書けない。いわゆるネタバレは、この映画にとって致命的。ドキュメンタリーだが、その展開は、生半可なフィクションよりもずっとドラマチック。「えーっ!」という凄い展開が何度もある。よく「衝撃の事実!」という惹句を使うが、まさにそれ。

2本とも、普通の人々、庶民の本性、普通の暮らしのかけがえのなさみたいなものがテーマだが、「ビン・ラディンを探せ!」が楽観的にまとまる(だから、観た後の気分はいい、爽快感がある)のに対して、「ザカリーに捧ぐ」は、悪魔性は普通の人々の中にあるんだね、という、なんだかとても重いものが伝わる。最後は美談めき、ポジティブに終わろうとはするものの、たくさんの普通の善良な人々よりむしろ、その中にまじった一人の殺人者、その邪悪さのほうに、目が向いてしまう。

それは、ビン・ラディンよりもアラブ社会に暮らす多数の庶民に気持ちが向かう「ビン・ラディンを探せ!」とは対照的。

どちらもおもしろいが、オススメは、「ザカリーに捧ぐ」。


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by tenki00 | 2012-02-03 20:00 | pastime

聞き比べ goodbye girl

デヴィッド・ゲイツの名曲。ブレッドのオリジナルはアレンジが南沙織版に近いので割愛して、最近のカヴァー。ルーマーという英国人。

Rumer - Goodbye Girl (2011年)


南沙織 - グッバイガール (1978年)

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by tenki00 | 2012-02-02 20:00 | pastime

R. Kelly

昨日の句会のとき、狂流さんからもらったコンピに入っていた R. Kelly - When A Woman Loves。



よろしおすなあ。こういう、演歌っぽいソウル。
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by tenki00 | 2012-01-30 20:00 | pastime

字の絵

ごめんw ゴッホ(2分30秒)で笑った。


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by tenki00 | 2012-01-25 20:00 | pastime

ナンシー・ウィルソンはソウル曲がよいですね

ナンシー・ウィルソンはジャズっぽいアルバムが多いけれど、ソウル曲を歌うときがいい。なかでも、マーヴィン・ゲイのこの曲、「Come Get to This」のカヴァー。



1975年、ジーン・ピジとビリー・ペイジのプロデュース。前奏の印象的なギターはきっとデヴィッド・T・ウォーカー。この頃がこの手のソウル、洗練化のピークだったかも。

ほんとうに好きな音。

で、ほら、もう飛んでいきそうなほど軽い、シャッフルの乗りも。


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by tenki00 | 2012-01-24 20:50 | pastime

初雪

東京に35日間続いた乾燥注意報のあとの初雪。

  じやんけんで勝つた人から雪になる  tenki

分野として「じゃんけん俳句」というものがあるな、と。


  初雪となりたる市外電話かな  矢口晃

これは『俳コレ』所収。上田信治さんがツイッターで紹介しています。

  ソレントの雨に濡れたる蝙蝠傘を今朝東京の雪にひらきぬ  入谷いずみ

この歌は、佐藤りえさんがツイッターで紹介


窓の外を眺めてみましたが、積もりそうにありません。

  泥に降る雪うつくしや泥になる  小川軽舟


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by tenki00 | 2012-01-20 12:54 | pastime

映画勝負・第2番 ファティ・アキン

左 勝
ソウル・キッチン (ファティ・アキン監督/2009年)


愛より強く (ファティ・アキン監督/2004年)

クストリッツァの「黒猫・白猫」で出ていたユーゴ出身の女優ブランカ・カティッチ目当てに借りた「太陽に恋して」がエラい良くて、ファティ・アキンというトルコ系ドイツ人監督の映画を2本予約、それが同時にやって来た。

2本観て、ああ、つまり、自分はこの監督が相当好きだということがわかった。左勝としたがどちらもひどく面白かった。

「ソウル・キッチン」はハンブルグの倉庫で食堂(ソウル・キッチン)をやっているギリシャ男が主人公。刑務所から兄貴が仮出所してくるは、恋人が上海に行っちゃうは、ちょっとアタマのおかしいシェフを雇って料理がうまくなり繁昌するは、久しぶりに会った同窓生の不動産屋に店を乗っ取られるはの、すったもんだ。

「愛より強く」は、いまここと別のところに行けるなら、死んでもいいし、結婚だろうがドラッグだろうがなんだってやるという自暴自棄の娘と、愛妻と死別してからは「もうどうでもいい、すべては終わってるんだから」とこれまた人生捨てた中年男が「形式だけ」の結婚生活に。

この娘、「むちゃするやっちゃなあ」としか言いようがない(でも、かわいい)。おまけにかなり身勝手(でも、かわいい)。こんな娘、関わり合うこと自体まちがっている(でも、かわいい)。


どちらの映画も見どころ充分なんですが、愛のドラマは個人的に苦手なぶん、それと軽みの点で、「ソウル・キッチン」の勝ち。


ファティ・アキンの映画は音楽がいいです。音楽ファンも満足させるくらい、音楽がいいです。「ソウル・キッチン」でレコード盤に降りていく針(ズームアップ)がオルトフォンだったりして、もう、泣きます。最高です。

あと、出てくる役者がぜんぶ良いです。特に女優。



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by tenki00 | 2012-01-19 20:00 | pastime