いま界隈で話題になっているのは、次のふたつ。
1)深さと浅さ 2)結社 とくに若い人たちが結社に入るのか入らないでやっていくのかという問題 どちらについても思うところはあるし、整理したい気があるが、ややこしい。とりわけ前者は、ややこしい。ややこしいからこそ整理したくなるのだが、すこし骨が折れる。30分くらいキーボードを叩けば済む、というものではない気がしている。 どこに書くかも、個人的な事情であるにせよ、迷う。このブログで、というのが順当のようだが、ウラハイも、じつは弾が底を尽き欠けているという裏の事情があって、そこでシリーズ化する手もある。どうでもいいことを迷ってないで勝手にどこででもやれ(あるいは「やるな」)という声が聞こえるが、それはそれとして。 ま、ゆっくり構えればいい、俳句はどこへも逃げていかないから、とも言えるが、いま議論沸騰中(ちょっと大袈裟)の話題もそのうち鎮静化するという見方もある。 で、現時点でのメモ。 1)関連 深いとか浅いとか・・・ 俳句は、もともと底が抜けてるから、いいんじやないねえ。 上田信治(ハイクマシーンHP=ここは更新されると過去ログが残らないようです。今日時点の「ひとこと」※1/7訂正画面下にあるフニャっとした矢印をクリックすると過去ログに遡れます) 底抜けというのも、ひとつの把握ですねえ。 私は、「表面」をキーワードにしています。そこには深いも浅いもない(※)。 だから、深浅の議論とは距離を置くわけですが、ひとつ基本的に、深さそのものに、また浅さそのものに価値があるわけではないという考え。深さの質、浅さの質を問うべき。属性と価値をダイレクトに結びつけると、そこで検証や思考がストップしちゃう場合があるから、これはまずい。 ※歴史的には、表面もまた、浅さと同様、蔑まれてきた概念ですから(世間的には「表面的」って悪い意味ですよね)、どちらかというと、「浅さの味方」かもしれません。 2)関連 「自叙伝風・評論詩風に(同人論/作品番号19)」筑紫磐井の終わりのほう。「若い世代は結社にどう立ち向かうべきか」の項。 ● どちらも機会と時間を見つけて整理してみるつもり。
by tenki00
| 2009-01-06 09:52
| haiku
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