例年なら、3月か4月には連衆に声をかけて「野球歌仙」が始まる。
連句掲示板→
http://6605.teacup.com/ukimidorenku/bbs
ところが、今年は、どうにもこうにも興が乗らない。理由はやはりセリーグの人事異動。
讀賣←グライシンガー+ラミレス(ヤクルト)、クルーン(横浜)
阪神←新井くん(広島)
ゲームなんだから、勝利をめざすのは当然なんだけれど、「勝てばいい」「勝たなければいけない」という考え方は、とても貧しく、とても下品。
過程や内容なんですよ、大事なのは。物語なんですよ、スポーツやゲームに大事なのは。オカネをかけて選手を集めた→勝った。こんなストーリー、映画にも小説にもならない。なっても誰も観ない、誰も読まない。
ヤクルトの宮本選手が「エースと4番バッターを盗られて、黙っていられるか」と啖呵を切って、讀賣との開幕戦に勝利した。これは、いい話ですねえ。一方、阪神は、今年、弱そう。それが明らかになった開幕戦勝利。
というわけで、今年は巻く気になれず、「野球歌仙」はお休み。
もうひとつ、4年前には「五輪歌仙」というスペシャルもやったのだけけれど、これも今年は当然、中止。あんなふうに人が殺されまくって、五輪もクソもなかろう、五輪歌仙もクソもなかろう、ということで。
でもね、ノーマルな歌仙は、ちょっと巻きたくなってきた。遊ぶ気になった人は、ここにコメントでも、メールでも、上記連句掲示板にでも、どうぞ。