不良系とアートスクール系

The Who の新譜Brian Eno / David Byrne; My Life In The Bush Of Ghosts を買った。前者は、まあ新譜だし、ということで(意味不明)、後者は昔よく聞いていたし、ということで。

The Who の新譜は、やっていることは昔と同じなのだけれど、音の肌理みたいなものがまったく違う。良い悪いではなく、これが今のデジタル録音なんだなという感じ。ぐわぁっしゃーんという、基本になる音に下品や乱暴が足りず、ときめかない。

デヴィッド・バーンとブライアン・イーノのほうは、25年前なのに、今でも先鋭的な音、と言えないこともない。これはさすがというべきか、「ロック」に進歩がないのか。

まあ、そうしたこととは別に、この2枚を買ってみると、いまさらながらに、ロックには不良系とアートスクール系の2系統があるな、ということ。

不良系は、ベタでも反体制、理屈じゃないぜ風。アートスクール系はおしゃれ。ステージで汗かくか汗かかないかの違いだったりもする。

わが国では、軽音楽部系という情けない系統もあるかもしれず、このせいだけではなかろうが全体的にとても情けない鴨。ただし、セールスとして存在感のあるものは、(前にも言ったように)、「ロック」の看板ではあってもロックではなく、フォークロックもしくは青春歌謡(orムード歌謡)だから、さらにややこしい。

なお、不良になりたかった普通の子のロックも、不良系に分類できる。
この映画↓はぜひとも観たい。
http://www.apple.com/trailers/newline/tenaciousdinthepickofdestiny/medium.html
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by tenki00 | 2006-12-05 22:48 | pastime
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