俳句漫遊記92 村田篠 

うすらひといふ明け方の星のいろ  篠

俳句研究賞候補作「夏蝶」50句(『俳句研究』06年11月号所収)より。この50句は、とても気持ちのいい50句。

掲句は1句として挙げやすい。とても美しく、瀟洒だから。でも、50句全体は、もっとなにげない。

雪我狂流さんが「百句会100号記念号」で篠さんの句をとりあげ、「幸せのハードルの低さ」といったことに言及した。「夏蝶」50句もそう。

発見? 感動? 措辞? なにをそんなにじたばたと…。そんなに力まなくとも、なんでもないことが、こんなに気持ちいいのだよ。そう言っているような50句です。
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by tenki00 | 2006-10-19 21:45 | haiku-manyuuki
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