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俳句という雑誌

を買った。

ご近所ブログの檀さんの8句が掲載されているとのことで、増田書店に出かけ購入。そのページを拝読後もぱらぱらめくっていると、なかなかおもしろい。というのは、ツッコミどころ満載という意味だが、そのいろいろは「俳句のマイナー感」の話が再燃してから(ひつこい。雄鬼さんと葉月さん、お待ちしております)にすることにして、たとえば、吟行が特集されていたりするところは、ゴールデンウィーク前の刊行なので順当な記事企画。マナーのところを読んで、へえーと思った。

吟行の俳人グループは、アマチュアカメラマンに次いで行儀が悪く、寺社やら名所旧跡、公園関係者に疎まれているという。

俳人というのは比較的行儀がよいのかと思っていたので、ちょっとばかりびっくり。アマチュアカメラマンも俳人も、芸術家きどりで、傍若無人ということか。

ある種の人間は、芸術に対して、場違いな信仰心を持ち、盲目的な価値を置く。ゲイジツ!という観念が呪文のように彼らをとらえる。

否、行儀の悪さは、そんな回りくどいことが要因ではないのだろう。年取ってから遠足のような気分が味わえる「吟行」で、きゃっきゃきゃっきゃと舞い上がってしまい、顰蹙を買うのだろう。

気をつけましょうねえ。自戒を込めて。
暴れちゃダメよー。ぞろぞろ吟行俳人グループ。
by tenki00 | 2005-05-02 11:21 | haiku
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