を買った。
ご近所ブログの
檀さんの8句が掲載されているとのことで、増田書店に出かけ購入。そのページを拝読後もぱらぱらめくっていると、なかなかおもしろい。というのは、ツッコミどころ満載という意味だが、そのいろいろは「俳句のマイナー感」の話が再燃してから(ひつこい。雄鬼さんと葉月さん、お待ちしております)にすることにして、たとえば、吟行が特集されていたりするところは、ゴールデンウィーク前の刊行なので順当な記事企画。マナーのところを読んで、へえーと思った。
吟行の俳人グループは、アマチュアカメラマンに次いで行儀が悪く、寺社やら名所旧跡、公園関係者に疎まれているという。
俳人というのは比較的行儀がよいのかと思っていたので、ちょっとばかりびっくり。アマチュアカメラマンも俳人も、芸術家きどりで、傍若無人ということか。
ある種の人間は、芸術に対して、場違いな信仰心を持ち、盲目的な価値を置く。ゲイジツ!という観念が呪文のように彼らをとらえる。
否、行儀の悪さは、そんな回りくどいことが要因ではないのだろう。年取ってから遠足のような気分が味わえる「吟行」で、きゃっきゃきゃっきゃと舞い上がってしまい、顰蹙を買うのだろう。
気をつけましょうねえ。自戒を込めて。
暴れちゃダメよー。ぞろぞろ吟行俳人グループ。