怖いもの

山本★人がシノギの関係で「怖い話」を集めている。霊的なネタは、霊感の強いyuki氏にまかせて、私は何がいちばん怖いだろう?と想像してみる。夜中にドアを開けると、知らない婆さんが立っていて、しかも笑っていたら、とても怖い。

自分の部屋のドアを開けると、部屋に「自分」がいるというネタは、よくある。ドッペルゲンガー。このモチーフは古来より西欧でとても頻繁。しかし、あるときを境に、このモチーフの頻度が激減する。その「あるとき」とは、カメラの出現。

これ、ちょっとタメになるっぽいでしょ? ロラン・バルト『明るい部屋―写真についての覚書』にあった話。ところで、この本、抜群なので、お薦め。ただし、ピンと来るかどうかは人による。

さて、今日の10句は、100題100句・夏の別館から、017:歴史から026:大まで。せっかくだからタイトルも付けてみることにする。意味ないけど。

ざわめき
虹の立つ朝の歴史の授業かな
一人づつ海見てゐたる砂日傘
叔父夏の浜へひとりで行くと言ふ
不器用に瓜食ふ客でありにけり
鐘楼にかなり大きな蛇の衣
沈丁の夜や電車より犬と人
猫を埋めあとは驟雨のひとしきり
ざわめきは林のあたり夏の風邪
涼しさや金星ひとつきりありて
鐘楼になんと大きな蛇だろう
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by tenki00 | 2006-07-31 00:50 | pastime
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