「題詠100題」は「027:嘘」で立ち止まってしまった(あめをの話。人名句で走っているてんきは「010:桜」で止まっている)。理由は別にないが、句が浮かばない。そこで、嘘についての面白い話。↓
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20060221
(このブログは他にも興味深い記事が多い)

実話という触れ込みだったのに、実は作り話だったというわけで、いわば「フェイク・ノンフィクション」。この「サラ~」という本にある話は、フィクションとしては退屈だけど、それが事実ならショッキングということで、セールスに結びついたのだろう。だからといって重大な被害が生じるわけではないが(強いて言えば「ノンフィクション」という分野の信用へのダメージか)、「嘘のような本当の話」には、最低限の懐疑が必要ということか。「小説よりも奇異な事実」は実際に存在するが、それがうまい具合に書物にまとまるなんてことはそうそうないということでもある。

ともあれ、この本を読んで感動した人は、これがフィクションだったことを知って、どんな反応をするのだろう。怒るのだろうか? それとも、「フィクションでもノンフィクションでもどっちでもいいや」と鷹揚になれるのだろうか? 人それぞれだろうが、私がもしそうだとしたら、ちょっと、自分を情けなく思うだろう。


今夜のBGM ダニー・ハザウェイ Extension Of A Man  
いつ聞いてもニコニコしてしまうなあ、なんともかんとも。
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by tenki00 | 2006-03-16 01:04 | pastime
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