俳句を始めて間もない頃から、百句会(祐天寺大将presents)にちょくちょく寄せてもらった関係もあるのだろう、題詠で俳句を作ることが多かった。題詠というのは、へんてこな題だと特にだが、むりやり捻る。このストラッグルの感じが面白い。
百句会は、合計100句以上作るという会だから、10人なら10題が出る。最近は参加人数が多いようで、合計句数はどんどん膨らんでいるようだが、もともとはそんな感じだった。 百句会でも浮御堂句会の題詠でも、たくさんつくるが、黙ってつくる人間は少ない。なんだかんだしゃべりながらつくる。最近になって豆の木さんの句会にも寄せてもらっているが、ここはちょっと雰囲気が違う。作句に集中する人が多いのか、口数が少ない。静かだと俳句が作れない私(むかし図書館や自習室など静かだと落ち着かなかった。典型的な劣等生タイプ)としてはちょっと調子が狂うが、まあ、これは句座によっていろいろだ。 さて、そこで。まえまえからアイデアとして出てくるのが、みんなで100句ではなくて、1人100句の題詠という句会だ。 いっぺんに20~30句というのは、まあ行ける句数だが、100句となると、ちょっと未踏の領域だ。でも、それだから興味も湧く。 普通の句会のように数時間で100句というのなら、それで申し分ないが、ちょっときつそうだ。自分の頭の中で「愉しいだろうな」と想像する「ひとり100句会」は、1泊がいい。近場の温泉(伊豆あたりとか)に出かけ、ちょっと散歩のあと、100題をバーンと発表。あとは、夕食をとりながら、風呂に浸かりながら、各自、次の朝までに100句捻る。夜更かし部屋をひとつ確保しなくちゃならないかもしれぬ。99句で力尽きる人もいるかもしれないし、逆に200句作ってしまうオカシイ人もいるかもしれない。選句は、帰宅後でもいい。 これはなかなか楽しそうだ。 だから、この春くらいをメドにプランを練ることにしよう。参加者がふわっと見えてきた段階で、都合なりを摺り合わせる。 ってなところで、様子をうかがいたい。反応した人は、ご遠慮なくコメントを!とお願いしておく。
by tenki00
| 2006-03-03 01:42
| haiku
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