好き句68 遠藤治

皇帝の最初の和音秋の恋   遠藤治

「皇帝」の最初の和音が大好きだ。グールド&ストコフスキー指揮アメリカ交響楽団の盤を何遍も聞き、一時期は、一日の労働を開始する朝の音楽にもしていたが、「同じ気分で労働をスタートさせることもないか」と、それはやめたが、ともかく、「皇帝」は最初の和音がバーンと鳴って、そこにピアノのパッセージがかぶさる、そこまでで、すでに絶頂感。

で、なんだ? ふむふむ、秋の恋?

いいじゃないですか。秋の恋。ああ、悦ばしい展開である。

で、皆さん、ご存じと思うが、遠藤さんは四童さんね。


恒信風13号・2005年10月所収。
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by tenki00 | 2005-10-31 21:26 | haiku-manyuuki
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