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師系? なに、それ?

あめを:よお!
てんき:おお、また来たか、暇人。
あめを:暇人はないだろ、中国共産党。
てんき:ほっとけ、って言いそうになったけど、中国人じゃないし。共産党員じゃないし。
あめを:そうか。それはそうと、面白いブログを読んだ。
てんき:よくネット見てるなあ、暇人。
あめを:うん、暇かもしれん。
てんき:どんな記事?
あめを:宙虫さんの「師系」っつう記事。読んでみ。
てんき:ふむふむ。添削おじさんか。
あめを:まわりに俳句を勧めまくって、添削までしちゃう。
てんき:俗物だ。うっとうしいだろうなあ、職場にこんなのがいたら。
あめを:というか、仕事せえよ。
てんき:暇なんだろう。ある種の勤め人は、時計見てるだけで給料がもらえる。おまけに退職金、年金。
あめを:暇なんだろうな。
てんき:キミとおんなじくらい。
あめを:ほっとけ。
てんき:宙虫さんとの会話は目に見えるようだな。「麦の会の主宰は故中島斌雄」と聞いて、首をかしげ、「師系は?」と訊かれた宙虫さんが首をひねる。
あめを:あはははは。師匠の師匠が誰で、その師匠が誰という話か。
てんき:系統樹が好きな日本人は多い。
あめを:家系図をたどると、日本中ぜんぶ源氏・平家・天皇家の親戚だ。
てんき:自分が知っている俳人の名前が出てくるまで、系統樹を遡りたいんだろう。幾度か引いているが、「師系みな虚子に連なる朧かな(朝比古)」。記憶違いならゴメン。
あめを:それにしても「師系は?」とは、なんだか時代がかった世界だな。
てんき:俳句だけかも。そんな会話が成立するのは。
あめを:俳句全体が過去に生きている証左とも言える。
てんき:俳句に勢いがあった時代は、もうずいぶん前だろうな。
あめを:師の銘柄を問題にして、なにか意味があるのか?
てんき:わからん。
あめを:この添削おじさん、どの結社で、どんな師系なんだろう?
てんき:宙虫さんの記事からすると伝統俳句?
あめを:はっきり知りたいところだ。話のタネに。
てんき:宙虫さんは紳士だから、そこのところは伏せて記事にしている。
あめを:晒せばいいのに。
てんき:ボクらのように下衆じゃないから、抑制を効かせて記事にしている。
あめを:うん、そうだな。ところで、キミの師系は?
てんき:このあいだも言ったけど、先生はたくさん。師系なんて知らん。それに俳句だけが俳句のお手本じゃないからね。
あめを:堅苦しく言えば、知的なバックグラウンド。
てんき:それは人それぞれだろう。それに、好奇心や興味の対象もみな違う。そのことのほうがむしろ強く俳句に反映されると思う。
あめを:それはそうかもしれない。
てんき:いずれにせよ、ボクも俳句のようなものを作って遊んでいるけど、師系で誰かと句座をともにするわけでもない。師系でいっしょに俳句を遊ぶわけではない。まわりの人と挨拶を交わす材料は、俳句、自分のつくる句でしかない。
あめを:特にこういうインターネットではそうだな。
てんき:そう。顔が見えない、知り合いでもない。そのとき、自分のつくる句がいわば「名刺」になるわけでしょう?
あめを:まず師系を名乗り合うことはしないわけね?
てんき:せんだろうなあ、誰も。そんなことを訊く人は「おかしい人」扱いされると思う。
あめを:その意味でインターネットは、俳句のやりとりが迅速でいい。いきなり句が出てくるというのは、現実の世界ではあり得ないことだ。
てんき:それも言える。年齢も、社会的背景も、場合によっては性別もわからず、句がやりとりされる。これは奇異だけれど、ある意味、すがすがしい。
あめを:ところで、師系といえば、田沼さんの句集。
てんき:ああ、今日の午後、無事、軽トラが到着。荷下ろしから発送まで、全員、汗だくでやった。麦の会で御寄付いただいた方々には明日か明後日には到着するはずだ。
あめを:肉体労働にいそしんだわけだ。
てんき:餡子さん@麦の重鎮、ハギッチ@元プロのOL、山本星人@上野桜木、ボク。総勢4名という、一見貧弱に見えて、実は強力な陣容だった。
あめを:ごくろうさん!
てんき:暇にしてるんだから、手伝いに来いよ。肝心なときにいない奴だ。
あめを:それにはいろいろ事情があってな。許せ。しかし、キミも一段落だ。
てんき:うん、一段落。でも、この週末には箱根で「麦の会」の全国大会。そこで、寄付をいまだに迷っていらっしゃる方々にもお会いして、ちょっとコミュニケーションをとる仕事もあるし。
あめを:箱根か。
てんき:あっ、それと久しぶりに宙虫さんにも会える。
あめを:私からも宜しくと伝えてくれ。
てんき:ああ。でも、箱根の前にやっつけることもある。
あめを:例の「NHK」がどうのこうのという本か。
てんき:うん。あとひと息。
あめを:NHKといえば、「受信料不払い契約者への法的手続きの是非を検討」だと。
てんき:裁判所に訴えて、払わせようという気か。えらいこと考えるもんだ。
あめを:放送法で、国民全員が「契約者」とみなされるというのはすごい理屈だ。法律で収益が守られている特殊法人。それで半世紀もよくやってきた。日本人というはすごい。
てんき:世界一の太っ腹。
あめを:そうは言いながら、キミん家も受信料は払っている。
てんき:うん。くれてやっている。
あめを:それでは、すごい日本人とすごいNHKの未来を祝して。
てんき:クリッククリックゥ~
あめを:今夜も、それ、ね。
by tenki00 | 2005-09-01 23:36 | ameo & tenki
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