桜満開

である。

花の昼。くにたちの大学通り、そして桜通りを、由季氏、アルバイトのハギッチ(私が勝手にこう呼んでいる。ユーゴ風に「ッチ」で終わる通称は私の中の伝統である。ナカムラッチ、アソオッチ。彼ら、元気で暮らしているだろうか)と3人、クルマからの観桜である。視界の左右に桜並木が後ろへ後ろへと流れていく大学通り、桜のアーチの真ん中をくぐっていく桜通り。歩くのとはまた違った風趣がある。

さて昼ご飯。せっかくだから公園ででも食べようと、弁当屋で弁当を買う。私が知っている弁当屋チェーンのイメージはずいぶん昔のもので、いまどきは総菜なども豊富に揃い、なかなかに美味しそうだ。それに値段が安い。3名とも初めて出かけた遊園地のようにワクワクと弁当を選ぶ。

公園では、赤ん坊や幼児を連れたおかあさんたち(別名おばはんたち)が群れなし、ビニール紐を張りめぐらしている。幸い宴会はまだ始まっていないが、なんだ、これは。ベンチ3基込みで囲い込むか? おまえら、無敵だな、じつに。

小さなビニールシートに爺ちゃんたちが5、6人。車座の中央を見ると日本酒のほかはツマミがほんの少しだけ。ある意味、正しい花見スタイルだ。

おばはんたちの囲い込みをまぬがれたベンチに坐った。風が少し強くなり、花びらが一枚風に流され、私のチキン竜田揚げの上にぺたりと落ちた。まことに嬉しく、花びらごとパクリである。

ううん、いい昼だ。
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by tenki00 | 2005-04-08 23:53 | pastime
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