観くらべ 第7番 いくたりかをのこの寄れば

予約したDVDをTSUTAYAが2本ずつ郵送で送ってくれるサービス。その2本に勝ち負けを付けるという、きわめて微妙なシリーズの第7弾。今回は、男が何人か集まれば、という2本。


サンダーボルト (マイケル・チミノ監督/1974年)

右 勝
ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い (トッド・フィリップス監督/2009年)


「サンダーボルト」を予約したのは、ジェフ・ブリッジズつながりか、クリント・イーストウッドつながりか。今となっては忘れた。

プロの泥棒(クリント・イーストウッド)に、アマチュアの悪党あんちゃん(ジェフ・ブリッジズ。若い!)が弟分のようにつきまとい、そこに敵対していた昔の仲間も加わり、金庫破りに、という筋。「この人、死んで終わるんだろうな」という登場人物が予想したとおり死んでいく。ほろ苦く、感傷的な悪漢映画。

「ハングオーバー!」は、結婚直前の儀式・独身パーティーにラスベガスに出かけた男友だち4人が、酒とイケナイ薬で前後不覚、前夜の乱痴気騒ぎを誰も何も覚えていない、という、ちょっと面白い(ニッチ的?)設定。これ、アメリカ的祝祭(ハレ)とも言える。何がいいって、一瞬一瞬のバカさ、切なさ(=刹那さ)が、なんか知らんが、胸に届く。

この監督は、「スタスキー&ハッチ」(ベン・スティラーとオーウェン・ウィルソン)の監督なんですね。


前者、違法行為・犯罪者。この刹那感は、70年代以降のアメリカ映画でお馴染み。後者、シトウト衆がハメをはずして、事態はムチャクチャになる。親近感のある刹那感。いま見ると、後者のほうが、より楽しめるかな、と。


  いくたりかをのこの寄れば春の歌  tenki


d0022722_0515841.jpg

[PR]
by tenki00 | 2012-03-05 20:00 | pastime
<< おまわりさん はがきハイク第5号+ >>