野球とテレビとブログの未来

プロ野球の前半戦が終わった、とゆうような書き出しのブログは、日本中に1万くらいあるのだろうなあ。

まあ、そんな前置きはやめにして、プロ野球に大きな変化の兆しが見える。1リーグ制やらドラフト改革やら巨人人気の凋落やら、そんなことではない。テレビとブログである。

巨人戦しか中継がないという理由から、北海道・東北をはじめとする日本の辺境地帯で巨人ファン数が圧倒的だった時代が長く続いたが、今はそうではなくなった。9回裏のいいところで、放送が終わってしまうという聞き飽きた科白もほとんど意味をなさない。ケーブルTVなど多チャンネルでテレビを観ている人がどのくらいの割合いるか知らないけれど、うちはそうだから、そうと決めつけよう。セリーグだけではなく、パリーグの3試合も、試合終了までやっている。このあいだなど、東北イーグルスの試合を、ナマと10時頃からの再放送とダブルで放映していた。万事に鷹揚な私もさすがに、これには電波の無駄遣いだろう!と思ったが、セパ合わせて5~6試合はスポーツ専門局で観られるのだ。

以上がテレビにおけるプロ野球の変化ね。つまり消費する側の事情が昔とは全然違っちゃったわけ。

もうひとつは、プロ野球についての言説の変化である。とゆうか、言説が乗っかるメディアのこと。プロ野球というのは、飲み屋でオヤジがわかったようなことを言う典型的な、日本人男性最大の批評対象なわけだが、この言説は、カジュアルに膨大な機会、口吻にのぼっていたにもかかわらず、それを聞いて楽しもうと思えば、その場は、もっぱらテレビや新聞だった。日テレでは、徳光元アナと江川くんのやりとりがあり、一昔前のフジでは、引退選手(コーチ職あぶれ組)の受け皿となっていたプロ野球ニュースがあった。スポーツ新聞やスポーツ雑誌もそうだろう。プロ野球に関する言説が効率的に集まる場がマスメディアであった。

ところが、問題があった。そうしたものがすべて、まったく面白くないということだ。その面白くなさは、筆舌に尽くしがたい。頭くらくらするくらい面白くない。どこかのオッサンの愚痴のほうがまだ面白いというくらいに面白くない。

で、そのどこかのオッサンのおしゃべりである。それを楽しめるのがブログという仕組みである。
とりあえず、野球町の人というブログは前に紹介したが、もう2つ。

寒い人生で悪かったな
自称阪神タイガース評論家

この3つを読んでいれば、これから、阪神タイガースが、全試合負けて、最下位に転落したとしても、シーズン終了まで楽しめる。今年の阪神ファンは幸せである。この3つのブログの書き手には、健康に気をつけていただき、この先ずっと死ぬまで続けていただきたい。

ところで野球歌仙は順調に日程を消化している。強力な連衆である。

そして我が家では、相変わらず、9時頃になると、由季氏の「野球っ! 早くっ! 終われっ!」の連呼が始まる。ひとしきり連呼が終わると、「野球なんて、この世からなくなってしまえばいいんだ」と独白。ここまでがワンセットで我が家の儀礼になっている。まあ、それもオールスター休みである。
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by tenki00 | 2005-07-21 19:13 | pastime
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