サバ

K談社の編集者から電話。先週末に入れた原稿に「ありがとう! まさか間に合うと思ってなかった。びっくり」。あれれ?

〆切にサバ読みいっさいナシ、遅れたら刊行予定に穴があく。そう脅すから、犬のようにゲンコを書きまくり、実質6日くらいで1冊(といっても180頁と薄目)あげたが、さてはサバはあったな。あれだけ脅しておいて、「間に合うと思ってなかった」とシラっとおっしゃる。さすがである。むかし同じとこでシノいでいたこともある人間なので、私のことをよく知っている。そうとう脅さないとびくとも動かないと見たのだろう。まあ、いいや。

ところで、俳人様たちは、毎日を自己表現でお過ごしでしょうが、編集の仕事というのは、それとは対照的に、いろいろな「他人様の表現」をかたちにする仕事だ。私自身には、「表現したいこと」などいっさいないので、俳句はときどきつまらなくても、編集のシノギがつまらなくなることはあまりない。なんとか放り出さずにやれている。

1)旅行で病気になったり死んだりして困らないためのノウハウ本
2)日本の経営者・格付け 最低点は富士通のおじさん(きょうからゲラ戻しスタート)。
3)東海道を歩くのが趣味の爺さん・婆さんのためのガイドブック(シノッチ大活躍)
4)アフリカのほうの、えらい変な場所の動物のことやらなにやら(あすデザインの打ち合わせ)
5)新聞はこれからたいへんだぞ、インターネットとかあるし、という本
6)音痴のほうが楽器がうまくなる(はずないかもしれないけど)という本(ええ加減に仕上げてくんない?と脅されている)
7)好きな顔になれる(整形とかじゃなくて)本(ええ加減に仕上げてくんない?と脅されなくなって久しい)

ううむ、進行中・停滞中のものが、単行本だけでこれだけあるのか。リストアップしてみるもんだ。俳句などやっている暇はない。ともいえるが、半面、ここまで来ると、じたばたしてもムダ。旅行にでも行こう!
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by tenki00 | 2005-06-29 00:25 | pastime
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