闘争

男の社会って自虐が通用しないじゃない? 「俺なんてこんなにバカですよ」って言ったら額面どおりに受け取られて、いじめられたり軽く見られたりする。むしろ「いやぁ、困っちゃったよ」なんて言いながら「モテてモテて困る」とか「どんどん金が入ってきて困る」とか、小自慢でマウンティングし合ってるのが男の社会。女でそれをやると、たちまち総スカン喰うよね。女の世界では自虐する者こそ王になる。生き抜いていけるんだよ。そのちがいは何なんだろうね。
中村うさぎインタビュー

そんなものなのか。女性のことはさておいても、前半、いまひとつ、ぴんと来ない。「俺なんてこんなにバカ」証明が、男性小集団へのイニシエーションだったりしますけど?

それは、劣位を認めることで衝突なしに成員にしてもらい、そののち「小自慢のマウンティング」を積み重ねるのかもしれません。

一方で、職場とかでは男性同士のほうがむしろ嫉妬が「凄い」というのは、女性から何度か聞きました。

みんな、たいへんです。

ま、それはそれとして、『女殺借金地獄―中村うさぎのビンボー日記』(1997)がピカレスク小説として異様に面白かった中村うさぎ。このインタビュー記事で新刊の『狂人失格』が読みたくなり、買うことにしました。これはきっと女性の闘争の話なんだろう。楽しみです。
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by tenki00 | 2010-02-20 22:30 | pastime
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